「キャバクラの体験入店って何をするの?」
「体入で落ちることもあると聞いたけど、最低限のマナーってどんなもの?」
これからナイトワークを始めようと考えている方は、絶対に体験入店してからお店を決めてください。
しかし未経験の方は、体験入店が何か、流れや合格するためのマナーがわかりませんよね。
この記事では、元キャバ嬢の筆者がキャバクラの体験入店(体入)の概要や流れ、チェックすべきポイントや合格のための最低限のマナーとコツを紹介します。

基本的にキャバクラなどナイトワークの面接に履歴書は不要ですが、もしも先方が「履歴書を持ってきて」と指示してきた場合は持参しましょう。
キャバクラの体験入店(体入)とは

キャバクラの体験入店って何?という方のために、体験入店(体入)について詳しい内容を紹介します。
面接後に行う接客の実技テスト
体験入店とはキャバクラの面接後に行われる、接客の実技テストのようなものです。
お店側も体験入店してもらうことで、その子が接客が上手か、客層に受けるかを見極めます。
仮にすごく美人でも、体験入店で全く喋れなかったりやる気のない対応をしていると落ちることもあります。
お店の雰囲気や客層を確認できる
女性側のメリットは、体験入店でお店の雰囲気や客層をチェックできることです。
客層が合わないと入店しても辛いので、客層は必ず確認しましょう。
また営業中に新規のお客様がたくさんいるかどうかも、今後指名を掴みやすいかどうかのポイントになります。
お給料は日払いでもらえる
体験入店のお給料は、その日のうちに日払いしてもらえます。
求人に「日払い時給」が書いてあるので、その時給と働いた時間数をかけて、そこから福利厚生費や税金を差し引いた金額がお給料です。
キャバクラの体験入店(体入)の流れ

まずは、キャバクラに体験入店する時の流れを簡単に説明します。
面接を受ける
キャバクラの体験入店をするにはまず、面接に合格しなければなりません。
容姿のレベルがお店の基準に達していないと、体入を断られることもあります。

高級店では当日体入はできず、後日お店が指定した日に体入になることもありますよ
テーブルマナーやトイレの位置などの説明を受ける
面接に合格したら、黒服さんからテーブルマナーやトイレの位置について説明を受けます。
キャバクラではおしぼりや氷を持ってきてもらう時にハンドサインを使いますが、お店によってハンドサインが違う場合があるので、しっかり聞いておきましょう。
また、お客様を案内するために、トイレの位置やおしぼりの位置も確認してください。
ドレスに着替えて接客開始
更衣室でドレスやミュールを借りて、接客開始です。
当日体験入店可能なキャバクラでは、必要な道具は大体無料レンタル可能です。
体験入店は指名客のヘルプやフリー(指名がいないお客様)の接客を任されます。
日払いでお給料をもらう・入店交渉
接客が終わったら店長が給料を計算して、お給料を渡してくれます。
その時に「今日はどうだった」「入店できそうですか」と聞いてくれるので、そのお店で働いてみたいと思ったら了承の返事をしましょう。
入店時給や保証時給について説明を受けて、問題なければ入店となります。
キャバクラの体験入店(体入)でチェックするポイント

キャバクラの体験入店をする際に、絶対にチェックすべきポイントを3つ紹介します。
客層
キャバクラは地域・お店で客層がかなり違うので、必ず客層を確認してください。
人によって、自分が得意なお客様が違うからです。
ガラの悪いお客様や飲み方が汚いお客様が多い場合、接客が大変な可能性があるので、客層は必ずチェックしましょう。

また筆者の経験上、曜日によって客層が変わるお店もあります。可能なら金曜日などの繁忙期と月曜日などの暇な日の2回に分けて体入することをおすすめします。
キャスト同士の仲の良さや雰囲気
体験入店でチェックしておきたいのが、キャスト同士の仲の良さです。
お店によっては女の子同士で派閥があり、ギスギスしていることがあります。
女性同士の争いに巻き込まれると何かと面倒なので、キャスト同士が程よく仲の良いお店がおすすめです。
待機中にキャストが別のキャストの悪口を言っていたり、ネガティブなことばかり言っているお店は避けると良いでしょう。
バックヤードの綺麗さ
キャバクラのバックヤードもチェックしましょう。
バックヤードはキッチンや更衣室など、お客様の目に触れない部分のことです。
きちんとしたキャバクラは、バックヤードも徹底的に掃除してあります。
反対に運営がきちんとしていないお店は、バックヤードが汚れていたり、更衣室がぐちゃぐちゃなことが多いです。

筆者の経験上、バックヤードに気を使わないお店は運営もキャストもだらしない傾向が高く、入店後に不満を感じやすいのでおすすめしません。
キャバクラの体験入店で落ちることはある?合格のコツやマナー

面接に受かっているとはいえ、体験入店の態度がマナー次第では、キャバクラ側から入店を断られるかもしれません。
合格のコツやマナーを説明するので、この4つのコツを覚えておきましょう。
習ったテーブルマナーを実践する
キャバクラの体験入店前にテーブルマナーの講習を受けたら、そのマナーをしっかり覚えておきましょう。
例えばお客様がタバコを吸う時に火をつける、1本吸い終わったら灰皿を交換するなど、キャバクラには細かいルールがあります。
未経験でも一生懸命習ったマナーを実践できる女性は、見込みがあると思ってもらえます。
ドリンクを積極的に頼む
お客様の席に着いたら、ドリンクをおねだりして1杯でも多く飲み物をもらいましょう。
キャバクラはお客様のセット料金に加えて、ドリンクやボトルのオーダーで単価を上げます。
積極的にドリンクを頼んでくれる女性は、お店側の「利益になる」キャストです。
未経験でもドリンクをガツガツ頼んでくれる女性は、合格する可能性が高くなります。

ここで1つ、筆者がよく使っていたテクニックを紹介します。
「一緒に乾杯しましょう!」
「お酒大好きなんで一緒に飲みましょう」
このように、疑問形ではなく言い切りの形でお願いするとドリンクオーダーを断られにくいので試してみてください。
場内指名が取れれば高評価
体験入店でお店に評価されたいなら、場内指名を取りましょう。
場内指名とは、フリーのお客様が気に入った女の子をその場で指名することです。
場内指名がとれる女性は、その後フリーのお客様を指名で来店させる可能性が高いと判断できるので、お店側の評価も高くなります。
キャバクラでは1セットで大体女の子が3〜4回転するので、黒服さんがあなたを呼びにきたタイミングで「もっと一緒にいたい」と頼んでみてください。
または、お客様と話が盛り上がったタイミングで「こんなに気が合う人初めてだから、場内にしようと」と伝えて、場内指名に切り替えてもらいましょう。
生き生き楽しそうに接客する
未経験者はドリンクや場内指名が取れなくても、イキイキ楽しそうに接客しているだけでも高評価です。
楽しそうに働いている女の子にはお客様も好感をもつ可能性が高いからです。
未経験者は伸び代をチェックするので、キャバ嬢として成長できる女の子だと思わせるのが大事。
ドリンクや場内が取れなくても落ち込まず、体験入店中はとにかく明るく楽しくお客様と会話しましょう。
体験入店(体入)でキャバクラの雰囲気を確かめてからお店を決めよう

体験入店は働くお店を決めるための大事なステップです。
未経験の方は特に、どんなお店が自分と相性が良いかわからないと思うので、しっかり体験入店して相性が良いお店を見つけましょう。
筆者の経験上、体験入店で「ちょっと微妙」と思ったお店は、入店後に何かしらトラブルが起きやすいです。
良質なお店へ入りたいなら、体験入店をしてから相性の良いお店を選びましょう。
そもそも体験入店できるお店がわからない、体験入店のコツなどを教えて欲しいと思う方は、キャバクラ紹介サービスを使うのもおすすめです。
LINEで希望の条件を伝えればあなたと相性が良いお店を複数紹介してくれます。
また、「このお店で働きたい」という要望にも応えられるので、初めて体験入店に挑戦する方はぜひ利用してみてくださいね。

18歳からキャバクラを始めて、歌舞伎町のお店でNo.1を経験。今はキャバ嬢を引退して、ナイトワーク関連のライターとして活動中。キャバクラで稼ぐコツや初心者向け知識を発信!
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