「夜職から昼職へ転職は難しいって本当?」
「ナイトワークをしても将来のキャリアにならないなら、やめた方が良いのかな…」
ナイトワークに興味がある女性は多いものの、昼職を始める際にキャリアにならないならやめた方が良いかもしれないと不安に思っている方もいるでしょう。

結論からいうと、夜職から昼職への転職は可能です。事実筆者も、夜職から昼職へ転職しています。
この記事では夜職から昼職への転職が難しいといわれる理由、意外と難しくない理由、おすすめの就職先を紹介します。
夜職から昼職への転職は難しいといわれる理由

夜職から昼職への転職が難しいといわれる理由を4つ紹介します。
- 月給がかなり下がる
- 朝型の生活リズムに切り替えられない
- 水商売の経歴を履歴書に書けない
- 昼職に必要なスキルや経験がない
- 事実出戻りが多い
どうしてナイトワーク出身者は昼職へ転職するのが難しいと思われているか説明します。
月給がかなり下がる
夜職から昼職へ転職すると、月給が著しく下がります。
昼職を時給換算すると大体1,500円くらいで、月給は20〜25万円程度が平均的です。
一方で夜職は時給3,500〜5,000円が平均的なので、半分以下に手取りが減ってしまいます。

筆者も月に60万円くらい稼げていたのが、昼職に入って月に19万円しかもらえなくなり、最初はかなり苦しかったです。
朝型の生活リズムに切り替えられない
夜職の人が昼職へ転職できない理由は、生活リズムです。
昼過ぎに起きて夕方から活動していたリズムから一変して、朝6時くらいに起きる生活に変えなければなりません。
普段寝ていた時間帯に起きて動き出すリズムになれず、遅刻を繰り返す人も多いです。

筆者も転職してすぐは寝坊が怖すぎて、寝ずに出勤して無理やりリズムを直しました。
水商売の経歴を履歴書に書けない
昼職の面接に行く際には履歴書が必要ですが、ナイトワークしていた期間を経歴に書きづらいと感じる人も多いです。
まだまだキャバクラには偏見があり、水商売をしていたとは書きにくいからです。
かといって何も書かないと「ブランクは何をしてたの」と突っ込まれるので、履歴書を書くのが難しいと感じる人もいるでしょう。
実はキャバ嬢の経歴を履歴書に書く方法はあります。
詳しい書き方はキャバクラに履歴書は必要?書き方と面接に受かるコツをご覧ください。
昼職に必要なスキルや経験がない
夜職から昼職へ転職しにくいのは、昼職で必要なスキルや経験がないからです。
たとえば事務の仕事をするにしてもパソコン操作の方法を知らなかったり、全く未経験だと応募しにくいでしょう。

ただし未経験OKな仕事って結構あるので、スキルや経験がないからといって諦める必要はありません。
事実出戻りが多い
キャバクラなどの夜職から昼職へ転職する人は多いのですが、出戻りが多いのも事実です。

筆者が働いているお店でも、たくさんのキャバ嬢が昼職を始めて、そして戻ってきていました。
出戻りするキャストたちを見ているうちに「やっぱり昼職って難しいんだ」と、勝手にイメージを持ってしまいます。
確かに出戻りする人は多いのですが、すべての人が昼職で挫折するわけではありません。

私は昼職は無理だろうと諦めるのはやめましょう!
きちんと貯金を作っておいたり、やりがいのある仕事をすれば出戻りせずにすみますよ。
夜職から昼職への転職は意外と難しくない

実は夜職から昼職への転職は難しくありません。
- 昼職は人手不足で売り手市場だから
- 事務などスキルや経験不要の求人も多いから
- 夜職で培った営業力を活かせる
- ナイトワーク出身者が多い仕事が多い
どうしてナイトワーク出身者が昼職へ転職できるのか説明します。
昼職は人手不足で売り手市場だから
近年一般企業は人手不足で、どこの企業も求人をたくさん出しています。
つまり求人市場は売り手市場で、求職者の方が有利なんです。
求人募集の数が多いのであなたに合う仕事も見つかりやすく、また企業側も採用条件を下げています。
そのため夜職しか経験がなく、昼職で働いた職歴やスキルがなくても採用される可能性はあるんです。
事務などスキルや経験不要の求人も多いから
筆者が転職した一般企業の事務は、経験やスキルを問われないことも多いです。
パソコンの電源を入れて、普通に操作できるなら採用されるでしょう。
求人情報には未経験歓迎のものも多いので、求人サイトで探してみましょう。
夜職で培った営業力を活かせる
ナイトワークで培った営業力は、昼職でも十分いかせます。
夜職の女性しか持っていない気配りや目配りが、昼の仕事で役に立つ機会も多いです。

筆者も未経験で昼職に転職しましたが、気が利くね、電話対応が上手いねと褒められることが多くて嬉しかったです!
ナイトワーク出身者が多い仕事が多い
夜職出身者が多い昼職の仕事を選べば、話も合うはずです。
たとえばネイリストやアイリスト、エステティシャンなどは美意識の高いナイトワーク出身者が多い仕事です。
また、事務職や営業も夜職経験者が多いので比較的転職しやすいと思います。
夜職から転職する人が多い昼職一覧

夜職から昼職へ転職したいと考えている方、またこれからナイトワークを始めたいけど将来のキャリアが不安な方向けに転職しやすい仕事を紹介します。
- 一般企業の事務
- 不動産関係の営業
- ネイリストやアイリスト
- 夜職と昼職のダブルワークも可能
お給料自体は下がってしまいますが、その場合の対処法も紹介しています。
一般企業の事務
夜職からおすすめの転職先1つ目は、一般企業の事務職です。
経験が問われず、また仕事は1から丁寧に教えてもらえるので、スキルも特に必要とされません。
月給は手取りで18〜23万円程度が平均的で、頑張り次第では昇格も目指せます。
PC操作が得意な人は有利な職種なので、ぜひ挑戦してみましょう。
不動産関係の営業
夜職からの転職する人が多いのが、不動産関係の営業職です。
コミュニケーション能力を活かせる仕事なので、夜職から転職して活躍している人もいます。
営業職はインセンティブがつくので、月給は20万円が基本給で契約を決めた分お給料が増えます。
数字を追うのはキャバクラなどのナイトワークと同じなので、夜職の人にぴったりです。
ネイリストやアイリスト
美容に関心が高い人はネイリストやアイリストもおすすめです。
資格や研修を受ける必要がありますが、ネイルや髪型も自由なのでおしゃれを楽しめます。
月給は20万円程度ですが、指名制度があるお店ではインセンティブがつくこともあります。
夜職と昼職のダブルワークも可能
昼職は夜職よりも給料は安く、最初のうちは生活が苦しいと感じるかもしれません。
そんな方は昼と夜のダブルワークをおすすめします。
週に1〜2回程度副業で夜のお店に出るだけでも、月に5〜10万円程度プラスになるでしょう。

筆者も昼職に転職したばかりの頃は給料が安すぎて生活できず、ダブルワークしてました!
夜職と昼職のダブルワークについては、夜職と昼職をダブルワークするメリットとは?おすすめな昼職も紹介で紹介しています。
まとめ
夜職から昼職への転職は難しいといわれていますが、覚悟や準備をしていれば問題なく昼職で働けます。
ナイトワークの経験を活かせる職場もあるので、キャリアを悲観しないでください。
また、昼職に転職したあとのお給料が心配ならダブルワークという手段もあります。
ダブルワークができる夜のお店を探したい方、また夜の仕事を頑張ってそのあとに昼職へ移りたい方はナイトワークのお店の紹介サービスを利用してみましょう。
LINEで条件を伝えれば、あなたの希望条件に合うお店を紹介してくれます。

18歳からキャバクラを始めて、歌舞伎町のお店でNo.1を経験。今はキャバ嬢を引退して、ナイトワーク関連のライターとして活動中。キャバクラで稼ぐコツや初心者向け知識を発信!
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