「キャバクラの友達営業とは?」
「友達営業だと単価が上げられない?売り上げを上げるコツは?」
キャバクラの主な営業方法は「友達営業・色恋営業」の2つです。

友達営業は色恋営業よりもお客様から求められることが少なく、キャバ嬢にとっては精神的に楽。
この記事ではキャバクラの友達営業の概要とメリット、デメリットを解説。
友達営業のデメリットである単価を上げるコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
キャバクラの「友達営業」とは?

キャバクラの友達営業とは、お客様と友達のような関係を築く営業方法です。お客様とキャバ嬢の間に下心や恋愛感情がなく、フランクに接して指名をもらいます。
お客様もキャバ嬢に対して特別な感情がなく、「誰かと飲みたい」「あの子と飲むと楽しい」と店に来てくれるので、関係が長く続く営業方法です。

筆者も友達営業がメインでした。色恋に挑戦しこともありますが、客管理が難しく、メンタル的にも辛かったので友達営業に切り替えましたよ。
キャバクラで友達営業をするメリット

キャバクラで友達営業をするメリットは3つあります。
枕営業を求められにくい
キャバクラで指名をくれるお客様は、結構な割合で枕を希望してきます。「アフターしてくれるなら指名する」「今日枕するならシャンパンを下ろす」なんていわれることもしばしば。
男性客としては、高額を使うから見返りをくれと考えるからです。
しかし友達営業の場合は、お客様もキャバ嬢に対して下心がない状態なので、枕営業を求められません。

店外で会おうと誘われることもほぼないので、営業方法の中では最も楽だと思います。
長い間指名をもらえることが多い
友達営業のメリットは、指名関係が長く続きやすいことです。
色恋を求めるお客様は要求に応えないでいると、だいたい3ヶ月くらいで切れてしまいます。
その点友達営業は、お客様が「飲みたい時にだけくる」スタイルなので、月に1回くらいの頻度で長期間にわたって指名をもらえることが多いです。

細く長く指名が続くのが、友達営業のメリット!筆者で一番長いお客様は、もう10年以上通ってくれています。
相手がガチ恋にならないので精神的に楽
友達営業をしていれば、お客様がガチ恋してくるリスクがありません。
ガチ恋のお客様はストーカーになって家を特定してきたり、鬼電をかけてきたりととにかく面倒です。
売り上げへの協力を盾に「ヤラせろ」といわれるなど、キャバ嬢のストレスはかなりのもの。
実際、キャバ嬢のストレスの大半ってガチ恋客からのものじゃないでしょうか。

私も昔、ガチ恋客がキレて店で暴れたり、訴えると脅されたりしたことがあります。
友達営業していれば恋愛感情を持たれることもないので、接客中も自然体でいられます。そのためキャバ嬢への精神的な負荷が低いです。
キャバクラで友達営業をするデメリット

友達営業はぶっちゃけ楽なのですが、売り上げが上がりにくいのがデメリット。
どうして友達営業は売り上げが上がらないのか解説します。
客単価が上がりにくい
男性客がキャバ嬢に高額を貢ぐ理由は「最終的にヤラせてくれるかもしれない」という期待からです。
反対に友達営業の男性客は、キャバ嬢とのセックスを期待していません。
営業自体は楽なのですが、下心がないので高額ボトルを入れてもらうのがすごく難しいんです。

そのため単価が上がりにくく、友達営業のお客様だけではランキング上位に入れません。
来店頻度が少なくなる
友達営業のお客様は「飲みたくなったら店に行く」スタンスの人が多いので、指名本数にもあまり貢献してくれません。

あくまで友達感覚で「顔を見たくなったら行こうかな」程度にしか考えていない人が主だからです。
しかし、友達営業の人に毎週のように「来て」といっていると、相手が愛想をつかして離れていきます。友達営業がゆえに営業をかけづらいのは、大きなデメリットです。
高価なプレゼントを買ってもらえない
友達営業のお客様は、キャバ嬢にブランドバッグやアクセサリーを買ってくれません。男性が高いアクセサリーやバッグを買う理由は、下心があるからです。
高額シャンパンと同じで、下心を持っていない女性に対して、高額を使う理由はありません。

もちろん、SNSで高額プレゼントを買ってもらってるキャバ嬢=枕してるってことじゃないですからね!誤解のないように。
キャバクラの友達営業を成功させるコツ

キャバクラの友達営業は比較的楽ですが、手抜きで良いというわけではありません。
あくまでお客様だということを忘れずに、丁寧に接しましょう。
相手はお客様だということを忘れない
友達営業は、キャバ嬢も相手に対してお客様という意識が欠けがちです。連絡を返さず放置したり、タメ口で失礼なことを言って呆れられて、お客様が離れていくことがあります。

筆者も昔友達営業のお客様に、ズケズケものを言いすぎて怒らせて、最終的に関係が切れてしまいました。友達ではなく、あくまでお客様だという自覚を持っておかないとダメですね。
友達営業だと言っても相手はあなたに対してお金を使っていることに変わりはありません。敬意を忘れないように接しましょう。
売り上げを上げるにはお客様の数を増やす
友達営業はキャバクラの営業方法のなかで、最も売り上げが上げにくい営業方法です。売り上げも上げたいなら、お客様の数を増やすしかありません。
色恋営業のように一発で100万円使ってくれる人はほぼいないので、指名本数を増やす努力をしましょう。
たとえば毎月100万円売りたいなら、5万円使ってくれるお客様が20人必要です。
フリーにも積極的について連絡先を交換して、客数を増やすことに注力してください。
客数が増えると指名被りが増えますが、友達営業なら嫉妬もされないのでトラブルにはなりにくいはず。

筆者も一時は客数が増えすぎて、1日4〜5卓被っていましたが、友達営業していたのでみんな怒らず待っていてくれましたよ。
キャバクラで友達営業以外で売れるには?

キャバクラの主な営業方法は、色恋と友達営業ですが、それ以外にも売り上げをガツンと上げる方法があります。
SNSを頑張って自分の付加価値を上げる
キャバクラで売り上げを上げるには、SNSに力を入れましょう。キャバ嬢のSNSフォロワー数は、今や立派な付加価値です。SNSで有名なキャバ嬢になれば、フォロー数を稼ぎたい経営者などがタグ付け目的で来店し、高額シャンパンを入れてくれる可能性があります。

SNSで集客すれば「インスタでタグ付けする」という見返りがあるので、お客様から色恋や枕を求められないのもメリットです。
女性ファンを増やす
最近はキャバクラに女性が来店するケースも増えているので、女性ファンを増やしましょう。女性は「自分が好きな対象に惜しみなくお金を使う」傾向があるので、意外とお店で高額シャンパンを入れてくれます。
女性ファンを増やすには、インスタライブで美容情報をシェアしたり、女性が「素敵」と思う投稿をするのが大事です。

キャバ嬢に憧れる女性は増えているので、女性ファンを獲得して指名を増やしましょう。
まとめ
キャバクラにおける「友達営業」は、色恋なしでお客様から指名をもらう方法です。精神的に楽ですし、関係も長く続くので筆者としてもおすすめの営業方法です。
ただし売り上げが上がりにくいデメリットもあるので、売り上げを重視するなら指名本数を増やす努力が欠かせません。SNSに注力してSNS集客を頑張る、女性ファンを増やすなど新しい営業にも力を入れてください。
この記事を読んでいるあなたが「色恋ばかり求められて疲れた」と感じてるなら、お店を変えるのも良いかもしれません。新しい環境で友達営業のお客様を増やせば、営業のストレスも減ります。移籍を考えている方は、LINEでおすすめのお店を紹介するサービスの利用がおすすめです。在籍のお店より好条件での移籍も可能なので、ぜひ相談してみましょう。

18歳からキャバクラを始めて、歌舞伎町のお店でNo.1を経験。今はキャバ嬢を引退して、ナイトワーク関連のライターとして活動中。キャバクラで稼ぐコツや初心者向け知識を発信!
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