「キャバクラ用語のお茶ひきってどんな意味?」
「お茶をひかないためにできることは?」
キャバクラのお茶ひきとは、指名が一本も来ない状態を意味します。
キャバ嬢にとって指名が来ない日は憂鬱なもの、出勤する意味すら考えちゃいますよね。
この記事では、キャバクラ用語「お茶ひき」の意味とお茶をひいてしまう理由、お茶をひきそうな日の対処法、お茶をひかないための対策を紹介します。
キャバクラ用語『お茶ひき(おちゃっぴき)』とは?

キャバクラの「お茶ひき(おちゃっぴき)」とは、お客様が一人も来ず、場内指名も取れない状態です。
昔芸妓さんにお客様がつかない日に、お茶をひきながら待っていたことが由来となっています。

ちなみに筆者が働いていた店の店長は、お茶ひきではなく『坊主』って呼んでました。
どうしてお茶ひきがダメなのかというと、キャバ嬢に払う日当が赤字になるからです。
キャバ嬢に1日分の日当を払っても売り上げが0だと、店にとっては赤字です。
もちろんほかのキャストが指名客を呼んでいるので、お店自体は赤字になりませんが、あなたがもらうその日のお給料は別のキャストの売上で成り立っているということは忘れてはいけません。

筆者が働いていたお店の店長は、口酸っぱく『赤字キャバ嬢になるな』と言ってました。それくらい指名が来ないのは、キャバ嬢にとってダメなことなんです。
なぜキャバクラでお茶ひきになる?

キャバクラでお茶をひいてしまう理由は4つあります。

お茶ひきすると、黒服の痛い目線もあってかなり気まずいですよね…。
理由をしっかり理解して対策しておきましょう。
新人でまだフリーバックがない・場内の取り方がわからない
キャバクラでお茶をひく理由は、まだ新人でフリーバックしていないからです。
場内すら取れないのは、初心者で場内指名してもらう方法が身についていないのかもしれません。

場内はお客様と話して、盛り上がったタイミングで自分から言い出すと良いですよ。
黒服が呼びにきてから「ここにいても良いですか?」と聞くと、お客さんは「ほかの子も見てみたいな」という欲望が湧いてしまいます。
そうなる前に、先回りで場内をとった方が成功率は高いです!
営業努力が足りていない
そこそこキャリアもあるのにお茶をひいてしまうキャバ嬢は、営業努力が足りないのかもしれません。
毎日営業メールしたり、独身のお客様の休日に電話に付き合ったりしていますか?
営業メールを怠るとお客さまはすぐにキャバ嬢の存在を忘れてしまいます。
毎日存在を思い出してもらうためにも、雑談系の内容で良いので営業メールを送りましょう。
キャバクラ自体の集客が弱い
店自体の集客力が弱いと、フリーが入らないため場内指名すら取れません。
いわゆる流行っていないお店はフリーを呼び込まないとお客様が来ないので、1日数名しか来客がないこともあるんです。
もしも在籍しているキャバクラの集客力があまりにも弱いなら、移籍を考えるのも良いと思います。
閑散期だから
キャバクラ業界では2月と8月(にっぱち)が閑散期といわれています。
2月は年末年始でお金を使うため、節約する人が多い月。
8月はお盆があり、夏休みで飲み歩く人が少なくなるためあまりキャバクラは盛り上がりません。

筆者も2月や8月にはお茶が増えて、焦ったことがあります。
閑散期はある意味仕方ないのですが、近くに住んでいて気軽に遊びに来てくれるお客様を作っておくと良いかもしれませんね。
お茶ひきになりそうな日の対処法

「今日は指名が来なくてお茶になるかも」という日の対処法を紹介します。

お茶ひきになるからといって、待機席でスマホをいじっていてはお店の印象も最悪です。
売り上げを立てられないとしても、お店に貢献する姿勢を見せましょう。
フリーにつけてもらうようお願いする
黒服さんに「今日はお茶になりそうだから、フリーにつけてください」とお願いしましょう。
フリーにつけば場内指名を取って、お店に貢献できる可能性があるからです。
さらに場内を取ればその人が指名で返ってくるかもしれません。
キャバ嬢の仕事はフリーについて、少しでも指名数を増やすこと。

やる気のないキャバ嬢よりも、やる気を見せるキャバ嬢が優先して質の良いフリーにつけてもらえるので、黒服さんにお願いするのは効果的ですよ!
フリーの席でドリンクオーダーを取る
指名も場内も取れない場合は、フリーの席についてドリンクオーダーをもらいましょう。
ドリンクは1杯1,000〜2,000円ですが、たくさん飲むほどお店の売り上げとあなたのドリンクバックが稼げます。
お店としては少しでも小計を上げてくれるキャストを大切にします。

筆者もお茶を引いた日は1つの卓で4杯(15分に1杯ペース)飲むと決めていて、自分の日給くらいはドリンクだけで稼ぐようにしていました。
キャバクラでお茶ひきにならないための対策

キャバクラでお茶ひきにならないための対策を紹介します。

お茶っぴきにならないためには、とにかく指名本数が大事!
指名本数が多ければお茶の日は格段に減りますよ。
黒服にやる気をアピールしてフリーに積極的につく
お茶ひきになる理由は、そもそも指名客が少ないからです。
単価の高いお客さまに売り上げを依存している方は、指名本数を増やす努力をしましょう。
黒服さんに「指名本数増やしたいから、フリーガンガンつけて欲しい」とお願いしてみてください。
やる気のあるキャストは優先してフリーにつけてくれます。

指名本数が多いとその分売り上げも安定するので、良いことづくめですよ。
ついた席全てで連絡先を交換する
指名本数を増やすために、仮にドリンクがもらえず場内が取れなくても、連絡先だけは聞きましょう。
ドリンクや場内を断っても、連絡先だけは教えてくれる人もいます。
店外狙いで連絡先交換してくる人もいますが、何かの気まぐれで来てくれるかもしれないので、一応キープしましょう!
連絡先を聞いたら毎日メールをして関係性を築き、お店に来てくれるように営業してください。

筆者の太客の1人は、ドリンクもくれず最初は場内すらくれませんでした。
ですが、しつこく(笑)メールしていたら「君には負けたよ」と通ってくれるようになり、毎月売り上げに貢献してくれましたよ!
「ご飯行こ」と誘って同伴に持ち込む
連絡先交換した人には、とりあえず「ご飯行こ」作戦で同伴に持ち込みましょう。
「同伴して」というとお客さまも「お金かかるしやだな」と思いますが、ご飯なら意外と了承してくれる人が多いです。
ご飯に行って流れで「この後お店だから一緒に行こう」と誘うと、あっさり同伴に持ち込めたりします。
またこの作戦のすごいところが、仮に相手がご飯だけで帰ってしまっても、次の機会に同伴や指名で来店してくれる可能性が高いんです。
男の人としては「前回同伴してあげられなくて悪かったなあ」と罪悪感を感じるので、その次はキャバ嬢のわがままを聞いて同伴してくれます。

筆者は実際この方法で1ヶ月ほぼ毎日同伴していたので、ぜひぜひやってみてくださいね。
まとめ
キャバクラのお茶ひきとは、本指名も場内指名もないことです。
キャバ嬢にとって指名がないのは、仕事ができないのと一緒。
もちろん時期によってお客さまと都合が合わないこともありますが、基本的にお茶ひきはないように心がけましょう。
お店の集客が弱くお茶をひいてばかりになる方は、移籍を検討するのもおすすめ。移籍先を探しているなら、LINEで利用できるキャバクラ紹介サービスを使ってみましょう。LINEで友達追加して条件を伝えるだけで、おすすめの移籍先を紹介してくれます。

18歳からキャバクラを始めて、歌舞伎町のお店でNo.1を経験。今はキャバ嬢を引退して、ナイトワーク関連のライターとして活動中。キャバクラで稼ぐコツや初心者向け知識を発信!
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