「水商売のお客様にプレゼントをあげるべき?何をいつあげたら良いの?」
水商売でお客様からプレゼントをもらう機会は多いですが、いざ自分が贈るとなると何をあげたら良いか難しいものです。
この記事では、水商売歴10年以上の筆者が過去にお客様にプレゼントを贈って喜ばれたタイミング、プレゼントの内容を大公開しています。
水商売のお客様にプレゼントを贈る効果とは

水商売のお客様にプレゼントを贈ることで、お客様が喜ぶのはもちろん、さらにお客様からの好感度を得て、お店での売り上げに貢献してもらえる効果があります。

お客様がぽろっと言っていた欲しいもの、好きなものをプレゼントすると、お客様は「ちょっとした会話の内容を覚えてくれてたんだ」と感動して、よりあなたを好きになるでしょう。
そして、そのお返しにお店に来る頻度を増やしたり、高額ボトルでお返しをしてくれるわけです。
水商売のお客様にプレゼントを贈るタイミング

キャバクラやクラブでお客様に贈り物をするタイミングといえば、誕生日やクリスマスですよね。

ですが、筆者はことあるごとにお客様にちょっとしたプレゼントを贈るようにしていました。
これまで筆者の水商売人生で、プレゼントをしてお客様がに喜ばれたタイミングを紹介します。
初指名の時や二人だけの記念日
筆者はお客様から初指名を頂いたら、記念のプレゼントを渡しています。
同伴する方には事前にちょっとしたお菓子とメッセージカードを、いきなり来店する方もいるので、その場合はメッセージカードでお礼の手紙を書いていました。
心ばかりですが、お客様が指名をしてくれたことへの感謝の気持ちを示したかったからです。
この方法が非常にお客様に好評で、その後何度も指名をくれるようになる人がほとんど。

とあるお客様からは「君はキャバ嬢にしておくのが勿体無い!銀座のお店を紹介してあげる」と言ってもらえるほど、応援してもらえるようになりました。
また、初めて指名をくれた日は全てメモしておき、二人の記念日として贈り物をしていました。
初指名から1年など、区切りを決めて贈り物を渡すと喜んでもらえます。
なんでもないとき
筆者はお客様に贈り物をするのが好きで、なんでもないときでもちょっとしたプレゼントを用意していました。

たとえば、暑い夏はボディシートを渡してみたり、冬はホッカイロを渡してみたり。
邪魔にならないけど、日常生活で使えるものを用意して、お客様に手渡しをしていましたよ。
お客様からは「気が利く」と好評を頂いていていました。
また、とあるお客様は「ホッカイロのお礼に」とシャンパンを入れてくれたりもしました。
プレゼントは特別な日に送るものじゃなく、指名してくれるお客様への気遣いを示すものです。
お金をかける必要はないので、その時期に必要なものを用意しておいて渡してあげると良いでしょう。
お客様に嬉しいことがあったとき
指名のお客様に嬉しいことがあったときも、必ずプレゼントをするようにしていました。
例えば、お客様が難しい取引先を攻略して契約を決めたとき、子供が生まれたタイミングなどを逃さず、何かしら贈り物をしていました。

お客様が昇進した際に高級ボールペンをあげたら、泣いて喜んでくれた人もいます。
また、子供が生まれたときにブランドのベビー服を差し上げて、すごく感謝されたこともありますよ。
誕生日
お客様の誕生日には、当然お祝いをしていました。
お客様が欲しいと言っていたものを買ってあげたり、まだ日が浅くて相手の好みがわからないときは、特別なディナーをプレゼントしたり。
お店でシャンパンを出したり、フルーツ盛りを奢ったこともあります。

お誕生日のお祝いをしておくと、お客様からバースデーイベントに協力してもらえる可能性も高まります!必ずお祝いしましょう。
バレンタイン
バレンタインデーもお客様にプレゼントを渡しやすいタイミングですよね。
定番のチョコレートを渡したり、甘いものが苦手な方にはお酒やワインをプレゼントしたりもしていました。
また、太客の方にはブランドのお財布をプレゼントしたこともあります。

ただし、筆者の中でバレンタインのプレゼントの優先度はやや低め。
お客様も「バレンタインはホステスから何かしらプレゼントされる」とわかりきっているので、あまり驚きがないからです。
バレンタイン以外のプレゼントに力を入れた方が、お客様からは喜ばれる気がします。
クリスマス
クリスマスもバレンタインと同様に、お客様へプレゼントを贈るタイミングですね。
筆者はお店のお客様には、消え物を渡すようにしていました。
消え物とは、食べたら(使ったら)消えるもの、つまり証拠が残らないプレゼントです。
既婚者のお客様が家にプレゼントを持ち帰ってキャバクラ通いがバレないように、証拠が残らないものをあげるのが良いと思います。

筆者は基本的にクリスマスはディナーをプレゼントしていました。
証拠も残らず、同伴に持ち込めるので良いプレゼントだと思います。
水商売のお客様に喜ばれるプレゼント

水商売のお客様に喜ばれるプレゼントをいくつか紹介します。

筆者の個人的な意見ですが、水商売のお客様へのプレゼントは必ずしも高額でなくても良いと思います。
お金持ちの方は高級品は自分で買えるので、金額ではなく気持ちの方を重視するからです。
いかに「あなたのことを考えて選んだか」を伝えるのが、プレゼント選びのコツです。
手書きの手紙
水商売のお客様に喜ばれるのは、手書きのお手紙です。
最近はLINEやメールなど便利なツールがたくさんあり、手書きに飢えている人が結構多いんです。

筆者は大切なお客様には、必ず手書きでお手紙を渡すようにしていました。
特に50代以上の高齢の方には、手書きはとっても効果があります。
日頃の感謝や接客中にお客様がくれた嬉しかった言葉を書いておくと、かなり感動してくれますよ。
ハンカチ
定番ですがお客様へハンカチを渡すのも良いですね。
ハンカチは会社でも使えるものなので、邪魔になりません。
高級なハンカチは1万円以上のものもあるので、プレゼントとしてもカッコがつきます。

ただし、既婚者の方にはハンカチは贈らないようにしましょう。
奥様がハンカチなどを管理している場合が多く、見知らぬハンカチがあるとお店に通っていると気付かれる場合があります。
ネクタイ
ネクタイも贈りやすいプレゼントです。
スーツ着用の会社にお勤めの男性なら、いくらあっても困りません。
ブランド物のネクタイはここぞという会議などに使えるので、大事な商談前に渡すのもおすすめです。

しかし、ハンカチと同様に既婚者の方にはネクタイを贈らない方が無難です。
奥様に気付かれる可能性があるので、独身の方限定で渡しましょう。
高級ボールペン
高級ボールペンは水商売のお客様に喜ばれるプレゼントの1つです。
ボールペンは安いものが簡単に手に入るので、意外と高級品を持っている人が少ないんです。
そのためブランドの高級ボールペンを渡すとすごく喜んでもらえます。
定番ですがMONTBLANCのボールペンは書き心地も良いと好評でした!

高級ボールペンは会社にも置いておけるので、既婚者の方に贈れるのもおすすめの理由です。
お酒
既婚者にも贈りやすいのが、お酒のプレゼントです。
お酒は接待先からプレゼントされる機会も多いので、自宅に持ち帰っても不自然ではありません。
男の人は甘いものを好まない方も多いので、バレンタインのギフトにもぴったりです。

筆者はお客様のお酒の好みを接客中に聞き出してメモして、好みに合わせたお酒をプレゼントしていました。
例えば日本酒が好きな方には獺祭という珍しい日本酒を贈ったりして、非常に喜んでもらえましたよ。
お客様の趣味に関係するもの
お客様と関係が長く、趣味などにも詳しくなったら、お客様の趣味に関係するプレゼントをあげましょう。
差し上げたときにお客様が「この子は俺を理解してくれてるな」と思ってくれるからです。
例えば、釣りが好きな方に高級リールをあげたり、ゴルフが好きな方にゴルフウェアをあげるのもおすすめです。

お客様の趣味の解像度が高いほど好みの品を贈れるので、日頃から接客の時にお客様の趣味について聞き出しておくと良いですよ。
まとめ
水商売でお客様にプレゼントをあげることで、お客様へ感謝を示すことができます。
さらに嬉しいのが、お客様がそのお返しにお店で高額を使ってくれる可能性もあること。
お客様へプレゼントするタイミングは、イベント時だけじゃありません。
なんでもない日に贈り物をすることで、他のキャバ嬢やホステスとは違うと思ってもらえます!
筆者が贈り物をしたタイミングやプレゼントの内容を参考に、お客様を喜ばせるプレゼントを考えてみましょう。

18歳からキャバクラを始めて、歌舞伎町のお店でNo.1を経験。今はキャバ嬢を引退して、ナイトワーク関連のライターとして活動中。キャバクラで稼ぐコツや初心者向け知識を発信!
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