「お客様から好意を持たれて困っている」
「お客様からの好意を利用して、売り上げに貢献してもらっても良い?」

筆者としてはお客様から好意を持たれるのは良いことだと思います。
しかし、その好意を利用した色恋営業に持ち込むのは悪手です。
この記事ではお客様の好意をかわすメリット、かわすためのセリフ、好意を利用した色恋営業の危険性を紹介します。
反対にお客様を好きになってしまったと悩んでいる方は、お客さんを好きになるデメリットとは?お客さんを好きになっちゃう理由をご覧ください。
お客様の好意はうまくかわしたほうがメリットが多い

キャバ嬢をしていると、お客様から好意を寄せられたり、口説かれるのは日常。
もちろんお店の女の子をゲーム感覚で口説いている人もいますが、本気で好きになってくれる人もいます。

さて、ここで問題なのがお客様の好意にどう答えるかということ。
枕をする、付き合ってるふりをする、またははっきり断る。
いろんな選択肢がありますが、一番良いのはうまく「かわす」ことです。
期待を持たせないギリギリの範囲で、楽しくお酒を飲む関係に持ち込むのがキャバ嬢としての最善の選択です。
さて、そのためにはどうしたら良いのか、筆者が今までしてきた経験をもとにお話しします。
キャバ嬢必見!お客様からの好意をかわすセリフ

キャバ嬢がうまくお客様からの好意を交わすセリフを紹介します。
「〇〇さんモテるから不安になっちゃうよ〜」
まずはお客様を上げつつ、さりげなく断る方法。
「〇〇さんはモテるから(素敵だから)不安になる(からいやだ)」というセリフです。
お客様を褒めつつ断っているので、相手も嫌が気分になりません。

大抵のお客様は「俺は〇〇に一途になるよ」とか言ってきますが、そのときは「いやいや、キャバクラ通いしてる人が何をいうんですか〜」と流せばOK。
「今はキャバ嬢の仕事に夢中!恋人は作らないことにしてる」
キャバクラの仕事を頑張っているから、今は恋人を作る気がないと断るのも良いですね。
相手を否定することなく、単に「私は恋人が欲しくない」とだけ伝えているので、角が立ちにくいです。

キャバ嬢を頑張りたいという意思も伝えているので、うまくいけばより応援してもらえるかもしれません。
「恋愛は終わりがあるから嫌!〇〇さんとは一生仲良くしてたい」

筆者がよく使っていたのが「付き合ったら終わりが来るから、付き合いたくない」というセリフです。
恋愛はいつか終わりが来るけど、友達なら一生仲良くできるというニュアンスで伝えましょう。
お客様も「俺と長い付き合いをしたいと思ってくれてるんだ」と気分が良くなり、それ以上恋愛についてごちゃごちゃ言われることがなくなります。
お客様からガチ告白されたら?

うまくかわし続けても、お客様が本気で告白してくる場合があります。
そのときはお客様と付き合ったふりをしたり、枕をする必要はありません。

筆者は「気持ちは嬉しいけど、私はあなたに相応しくないと思う」と伝えて、交際を断っていました。
相手を持ち上げて断るので、プライドの高い男性でも逆上したりせずに、うまくお断りできます。
当然関係は終わり、指名はもらえなくなってしまいますが、そのままお客様と微妙な関係を続けるよりは良いです。
キャバクラにはフリーのお客様が続々とやってくるので、気にせずお断りすると良いでしょう。
お客様からの好意を利用しないこと

お客様から好意を寄せられたときに、その好意を利用するのはやめておきましょう。
恋愛感情を利用して自分にハマらせて大金を使わせるのはよくある営業手段ですが、リスクが高いんです。

なぜ色恋営業がダメなのか、筆者の経験をお伝えします。
色恋営業は疲れる
そもそも色恋営業って、すごく疲れる営業方法なんです。
ホテルに行ってエッチさせたら終わりだから、体の関係を持たずに引っ張る必要があるんですが、相手に「なんでエッチさせてくれないの」としつこく聞かれます。
また、色恋に持ち込んだら途端にお店に来なくなる人も多いです。

休日にデートしたり、結構な時間を使う必要がある点でも、色恋営業はコスパが悪いかなあ。
月に何千万も使ってくれる人相手ならまだしも、数十万円程度で色恋をする価値はないと思います。
尽くさせた分見返りを求められる
相手の好意を利用して尽くしてもらうと、その分相手からも見返りを求められます。

エッチさせろ、もっと俺に時間を使え、行動を全て報告しろと言ってくる人もいますね。
もちろんお客様としては、付き合っているつもりなので当然の要求をしているだけ。
ですが、こちらとしては気持ちがないので、答えられる範囲に限界がありますよね。
好意を利用して相手からしてもらうほど、要求が増えてくるのであなたも疲れてしまいます。
ストーカーになる確率が高まる
お客様の好意を利用して売り上げに貢献させることで、相手がストーカーになってしまうリスクを高めます。
本気で尽くしていたのに、騙されていたと知ったら、当然男性は怒りを覚えるでしょう。

裏切られたと怒り狂っている男性って本当に怖いんです!
筆者もお店で大暴れされたことがあるし、一度は殺すと言われた事もあります。
怒られて関係が終わるならそれで良いのですが、中には復讐心から暴力を振るったり、反対にあなたをつけまわしてストーカーになる人もいます。
キャバ嬢がストーカーに遭わないコツについて説明した記事もあるので、ぜひご覧ください。
まとめ
キャバ嬢がお客様から好意を持たれるのはよくあることですが、そこでどう対応するかでお客様との関係が決まります。
売り上げを上げたいなら上手に好意をかわして、なるべくお客様としてお店に来てもらえるように持って行きましょう。
ただし、好意を利用して売り上げに貢献させる色恋営業はおすすめしません。
ストーカー被害に繋がったり、お客様を傷つける結果になるからです。
お客様から好意を持たれるのは名誉なこと。お客様を楽しませることで、好意にお返しするようにしましょう。

18歳からキャバクラを始めて、歌舞伎町のお店でNo.1を経験。今はキャバ嬢を引退して、ナイトワーク関連のライターとして活動中。キャバクラで稼ぐコツや初心者向け知識を発信!
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